■SNSで笑顔を見せていた松倉容疑者
北海道日高町で、経営するバーの壁の中に女性の遺体を遺棄した疑いでバー経営者・松倉俊彦容疑者(49)が逮捕された。
遺体は死後10日ほど経過しているとみられる。
「マスターはいつもテンションMAXだよー」(SNSより)
SNSで店内を紹介する動画には、笑顔で手を振る男の姿があった。このバーの経営者で、死体遺棄の疑いで逮捕された松倉容疑者である。
事件発覚のきっかけは、1月1日に警察へ寄せられた相談だった。
■遺体は店の壁の内側“畳1畳ほどのスペース”に遺棄
「20代女性と連絡がとれない」(女性の関係者からの相談)
行方不明となっている20代女性の知人として浮上したのが松倉容疑者だった。警察は1月3日から事情聴取を開始し、1月10日未明、店内で女性の遺体を発見した。
松倉容疑者は2025年12月31日ごろ、経営するバーの壁の中に女性の遺体を遺棄した疑いがもたれている。
店は国道沿いの建物の2階にあり、扉を開けるとすぐにカウンター席が広がる。
ボックス席も備え、ダーツも楽しめる広々とした空間だ。
地図アプリの口コミでは「値段が安くて雰囲気のよい空間」という評価もあった。
地元では数少ない飲食店、憩いのバーとして多くの人で賑わっていたという。
遺体は店の壁の内側、畳1畳ほどのスペースに遺棄され、ベニヤ板のようなものでふさがれていた。
■女性の遺体を遺棄後も松倉容疑者は店を営業
遺体遺棄後も店の営業を続けていた松倉容疑者。地元住民からは驚きの声が上がっている。
「すごくびっくりしたしショック」
「本当に慕ってる人は、え、まじ?みたいな」
「(松倉容疑者の印象は)おとなしい感じ」
「(事件が)まさかねこんな田舎で」(いずれも松倉容疑者を知る人)
「こんな静かな町で凄惨な事件が起きてびっくりした」という声も聞かれた。
■2人は「狩猟」をきっかけに意気投合か――
取材によると、行方不明の女性は松倉容疑者の経営するバーの常連客だった。
女性は狩猟に興味を持っており、猟銃の免許を持つ松倉容疑者と意気投合したのではないかという話も聞かれた。
これをきっかけに交友関係に発展した可能性があるという。
■死因は窒息死…殺人容疑も視野に捜査
女性の死因はロープのようなもので首を絞められたことによる窒息死で、死後10日ほど経過していた。
松倉容疑者は容疑を認めている。
警察は遺体と行方不明の女性が同一人物かについてはまだ発表していないが、行方不明となっている20代女性とみて、店や自宅の捜索を進め、2人の関係性を調べるとともに、殺人容疑も視野に捜査を進めている。