2025年に発生した大規模な山林火災から2026年2月で1年となる岩手県大船渡市でも、1月11日に二十歳のつどいが開かれました。
式典では渕上清市長が「自分の目標に向かって、積極果敢に挑戦してほしい」と出席者を激励しました。
平子千寛さん
「当たり前の日常が崩れ去り、絶望のふちに光が消えかかっているかのように感じられる日々が続きました」
誓いの言葉を述べた会社員の平子千寛さんは、山林火災で赤崎町外口地区にあった自宅が全焼しました。
生活の拠点や多くの思い出の品を失いましたが、支えてくれた人たちへの感謝を胸に新たな一歩を踏み出しました。
平子千寛さん
「これまで手を差し伸べてもらった分、次は私たちが手を差し伸べる番。きょうという日を新たな思い出にあすという日を力強く歩んでいくとともに、お世話になったたくさんの方々への感謝を忘れず、皆さまの健やかな未来を祈念し二十歳の誓いといたします」
大船渡市で2025年度に二十歳を迎えたのは294人です。
出席者はそれぞれ友人との再会を喜び合いながら、未来へ進む決意を新たにしていました。
出席者
「久しぶりにみんなで集まって、元気そうな顔を見ることができたのですごく安心している」
「自宅(実家)は全焼してしまって、今はアパートを借りて住んでいる。悲しくはなったけれど、開き直って前を向くしかないかなと」
「(山林火災で)思い出の場所がなくなって悲しかった。看護の学校に通っているので、頑張って人の命を救おうと思った」
15年前には東日本大震災も経験している二十歳の若者たち・大人としての夢や目標を見据え、歩みを進めていきます。