大相撲初場所は12日が2日目。津幡町出身の横綱・大の里は小結・王鵬との一番に臨みました。

6度目の優勝に向け連勝で弾みをつけたい大の里。相手は初日、黒星発進の小結・王鵬です。

立ち合いで体を起こされた大の里。しかし一度引いて態勢を立て直すと一気に前に出て王鵬を寄り切り2連勝です。

金沢市出身の元十両、高立さんとお伝えしていきます。

初場所、大の里がまず2連勝。先場所で負った左肩のケガも気になるところですがご覧になっていかがですか?

高立さん:
「初日も2日目も、しっかり立ち合いに臨んでいるので、見ている方からすれば大丈夫なのかなと思うんですけど、本人がどうなのかというところですね。」

大の里自身も、初日の取組後のインタビューで「大丈夫です」と答えていました。そんな2日目の大の里の相手は先ほどもお伝えした通り小結の王鵬です。

改めて高立さん、王鵬というのはどんな相撲をとるのでしょうか?

高立さん:
「基本に忠実な押し相撲という、本当にそういう力士でして、徹底的に押して、ついて行くという、ちょっと厄介な相手でしょうね。」

王鵬と大の里は去年の6場所は3勝3敗の五分。大の里が勝つときは王鵬に何もさせていないような印象もありますが逆に負けるときはどんな相撲なんでしょうか?

高立さん:
「立ち合いの馬力がどちらの魅力でもあり、先手を取るかがポイント。王鵬が簡単に勝つときは、しっかり立ち合いを当たって相手に圧力をかけて前に出ている。大の里が負けるときは体勢を起こされて引いてしまうところですね。」

では高立さんにこの一番を解説してもらいます。その名も「勝負のカギ!」。高立さんが大の里、私が王鵬です。ではお願いします。

高立さん:
「大の里は今日もしっかり右で立ちましたが、圧力で王鵬が先手を取りました。のど輪で起こされかけたところで大の里は一旦離れます。」

「離れた後に本当なら待ち構えたりしたいところですが、2回目も当たりに行く時も右を差しに行き、次に怪我している左手も下から行った。体を前傾にたたみながら圧力をかけて寄り切り、素晴らしい相撲でした。」

勝負のカギはズバリどこにあるんでしょうか?

高立さん:
「一旦離れたんですけど、また前傾に戻ってしっかり相手に圧力をかけたことで、寄り切りにつながったのかなと思います。」

八木さん、高立さんの解説を聞いていかがですか?

八木かなえさん:
「怪我されている間にもしっかり下半身のトレーニングができていたのかなと感じました。」

高立さん:
「大の里は本当に基礎練習を大切にしている力士なので、下半身が崩れなかったでしょうね。素晴らしかった。」

負けなしの大の里は3連勝をかけてあす宇良と対戦します。

そのほかの郷土力士の結果です。

津幡町出身の欧勝海は朝白龍に寄り切りで敗れ初黒星。

七尾市出身の十両・輝は琴栄峰を押し倒しで破り初日を上げました。

金沢市出身の幕下・炎鵬は東誠竜を肩透かしで下し白星発進です。

ここまで大の里は2連勝、そして幕内2場所目の欧勝海は1勝1敗です。今後、2人の成績、どんなことを期待しますか?

高立さん:
「欧勝海関は去年の九州場所、新入幕の時に7勝8敗と悔しい負け越しでしたが、初場所も幕内残留できたのでしっかり勝ち越してほしいですね。大の里関はしっかり自分と向き合って優勝を目指して頑張ってもらいたいです。」

ここまで元十両・高立さんとお伝えしました。

※高立さんの高は“はしご高”

石川テレビ
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