去年10月13日に184日間の会期を終え閉幕した、大阪・関西万博。
一般来場者数は2500万人を超え、最大で370億円というおッカネ〜黒字となりました。
閉幕から3カ月近くたちましたが、まだまだ万博絡みのおっカネ〜マネーが動いているのをご存知でしょうか?
■万博の備品が公式オークションに出品 ミャクミャク像は550万円越え
12月8日には、万博で使われていた様々な備品が公式オークションに出品され、例えば会場で吊られていた旗は、5枚セットで…およそ73万円に!
中でも最も高額だったのは、高さ150センチのミャクミャク像。その落札額は…なんと550万円超えというおっカネ〜結果に!
そんな中、万博をにぎわせた人たちの生活でも、今なお、おっカネ〜マネーが動いているそうです。
■「184日間」万博に泊まり込みで出店 1億5000万円売り上げたとんかつ屋さんは今
【秦アナウンサー】「続いては大阪の西天満にやってきました。万博をにぎわせた方、どんな方が待っているんでしょうか?それがですね、こちらのお店みたいですね。外装が黒で落ち着いた雰囲気、おしゃれですね」
【秦アナウンサー】「こんにちは、お邪魔いたします。ちょっと待って!野口さん!?」
【とんかつ乃ぐち・ 野口典朗さん】「はい野口です」
【秦アナウンサー】「イタリアンみたいなお店だなと思ったら、新しくお店オープンされた?」
【とんかつ乃ぐち・野口典朗さん】「間借りですけど」
この方は、秦アナウンサーが去年10月に取材した「とんかつ乃ぐち」の野口さん。
元々は大阪・中津にあった予約の取れない人気店で、この店を閉めた後5500万円をかけて、万博で唯一の個人店としてオープンしました。
すると万博でもたちまち大人気に!睡眠時間を確保するため、なんと店内にシャワー室を設置!洗濯機も持ち込み、半年間、全く会場から出ず、店に泊まり込んで働いていた、なんともおっカネ〜とんかつ屋さんです。
【とんかつ乃ぐち・野口典朗さん】「とにかくあっという間。何やっても足りない、いくら料理出しても足りないし」
【秦アナウンサー】「取材後も万博の中に住んでいた?」
【とんかつ乃ぐち・野口典朗さん】「はい」
【秦アナウンサー】「半年通して、ずっと万博の中にいたんですね」
【とんかつ乃ぐち・野口典朗さん】「184日間」
その結果、万博での売り上げはなんと…!
【とんかつ乃ぐち・店主 野口典朗さん】「トータルでいうと1億5000万円ぐらい。とんかつを食べてもらうというシンプルな仕事で、半年で1億5000万円は、信じられない」
■「豚を食べられない人がたくさんいる」万博での学びを生かし可能性を広げる
現在はこちらの知り合いのワインバーで、間借りで営業しているそうです。
(Q.ここで出してる料理は?)
【とんかつ乃ぐち・野口典朗さん】「万博で提供していたとんかつコースから、少しアップデートしたもの、未来的なとんかつコースをご用意させていただいています」
「とんかつ乃ぐち」は、厳選した豚肉を低温で揚げて、1貫ずつ提供するコーススタイル。
これまでは、最初から最後まで全てとんかつのコースでしたが、今回アップデートしたコースの1品目は…。
【とんかつ乃ぐち・野口典朗さん】「まずは太刀魚です。お魚です」
【秦アナウンサー】「豚じゃないんですか?」
【とんかつ乃ぐち・店主 野口典朗さん】「豚ではありません」
【秦アナウンサー】「どうしてですか?」
【とんかつ乃ぐち・野口典朗さん】「大阪・関西万博で学んだ、豚を食べられない人がたくさんいる」
世界中のより多くの人に食べてもらうため、豚肉以外の食材もコースに取り入れているんです!
【秦アナウンサー】「フワッフワ!何これ!?衣は以前食べた通り、本当にフワフワなんですけど、中の太刀魚が、何か本当になんか…フワフワ。お魚ってこんなにフワフワになれるんですね」
他にも白子や近江鴨など、様々な食材にとんかつの技法を使って可能性を広げています。
【秦アナウンサー】「何これ〜これ鴨の味ですね、すごい濃い!ジューシーなんですけど、牛肉でも豚肉でもない。鴨の味ってこうなんだってすごくわかる味」
このあと4種類のとんかつの他、締めにはカツカレーもついて、ボリューム満点のコースは7000円です。
■1カ月半で売り上げは1500万円!
今も予約ですぐ埋まってしまうそうです。
(Q.1日何組まで?)
【とんかつ乃ぐち・野口典朗さん】「8名で4回転で32名」
【秦アナウンサー】「結構レアといいますか、貴重ですね」
【とんかつ乃ぐち・野口典朗さん】「ちょっと狭き門の門になっているかもしれないですね」
【秦アナウンサー】「ここでの年内の売り上げは、いくらぐらいになってるんですか?」
【とんかつ乃ぐち・野口典朗さん】「今まで1カ月半ぐらいを想定してるんですけど、見込みでいえば1500万ぐらいですかね」
■次の野望は海外出店!「もうビフォー万博」
現在は間借り営業の「とんかつ乃ぐち」ですが、今後の野望とは?
【とんかつ乃ぐち・店主 野口典朗さん】「次はロンドン出店に向けて、突き進んでいく」
【秦アナウンサー】「海外に行かれちゃうんですか?ロンドンにお店を?」
【とんかつ乃ぐち・野口典朗さん】「それを3年以内に叶えようと思っています。そして(2030年リヤド万博がある)サウジアラビアに。
大阪・関西万博を経て、『リヤド万博に出たい』って新しい夢ができちゃった。僕の中では“アフター”ではなくて、“ビフォー”万博。もう“アフター万博”の雰囲気は終わりました」
【秦アナウンサー】「本当に止まらないですね」
【とんかつ乃ぐち・野口典朗さん】「止まりたくないです。まだ」
万博は終わりましたが、その影響は参加した人々の中で今も生き続けています。あなたも何か新しい挑戦をしてみませんか?
(関西テレビ「newsランナー」2026年1月6日放送)