京都大学ヒト行動進化研究センター(旧。霊長類研究所)は、長年研究に貢献してきたチンパンジーの「アイ」が9日午後死んだと発表しました。49歳でした。死因は高齢と多臓器不全ということです。
アイは西アフリカに生まれ、1977年に来所して以来、言語や知覚・学習・記憶などの研究のパートナーとして参加し、その成果はヒトのこころの進化を考える上での重要な基盤になったといいます。
なかでも好奇心の強いアイが研究に積極的に参加したことから、1978年にプロジェクトじたいに「アイプロジェクト」と名づけられました。「アユム」を出産して母親となってからは、親子の知識の伝達の研究も進められました。