京都のホテルに訪れた珍しいお客様。
つぶらな瞳で長い尻尾のこの動物の正体は…。

ザ・プリンス京都宝ヶ池・人見啓介総支配人:
ムササビの親子がいつの間にか“チェックイン”されていた。

ホテルによると、2024年4月に客室のベランダで2匹の子供を育てるムササビを発見。
市や保健所に相談したところ、準絶滅危惧種に指定されていることから、見守るよう指示があったといいます。

そのため、ホテルは“大きな決断”をすることに。

デラックスキングの部屋を、ムササビ親子の宿泊のために使用停止にしたのです。

見守り続け約半年、ムササビ親子は旅立っていったといいます。

ザ・プリンス京都宝ヶ池・人見啓介総支配人:
本当にかわいくてですね、実は“離れてほしくない”という気持ちもあって、巣立ってしまったことを喜びながらも結構悲しかった。

しかし、旅立ちから約1年。
同じ部屋に再びムササビ親子が訪れたといいます。

ザ・プリンス京都宝ヶ池・人見啓介総支配人:
親心がしっかり根付いてしまったというか…また戻ってきてくださったので本当にうれしかったですね。“里帰り”をして“実家”で子育てをしていたのでは。

2年連続、ホテルで子育てシーズンを過ごしたムササビ。
ホテルは近くに巣箱を設置するなどし、今後も見守っていきたいとしています。

ザ・プリンス京都宝ヶ池・人見啓介総支配人:
ムササビさんが“お泊まり”になると他のお客さまには販売することができないので、営業的にはなかなか苦しいところもあるんですけども、これからもいらっしゃったら(ムササビを)無料でご宿泊させてあげたい。