去年は過去最高の1箱35万円の値がついた
奥能登産の原木シイタケ「のとてまり」。
きょう今シーズンの初競りが行われましたが気になる今年の価格は…?
「のとてまり」は奥能登で栽培された原木シイタケ「のと115」のうち、
かさの幅が8センチ以上、厚さが3センチ以上など厳しい基準をクリアした
高級シイタケで「山のアワビ」とも呼ばれています。
「今年で15年目を迎える、のとてまりの初セリ。去年の最高値、35万円を超えるものはあるのでしょうか?」
けさ金沢市中央卸売市場では「のとてまり」9箱と、
のとてまりのなかでもさらに肉厚で形が整った「プレミアム」1箱が
競りにかけられました。
プレミアム6玉入り1箱についた価格は30万円。
1箱当たりの価格としては過去3番目、1玉あたりでは5万円と
過去2番目の高値で競り落とされました。
競り落としたのは金沢市にあるイタリアンレストランです。
RISTORANTESUGIYAMA 杉山裕太郎代表:
「初競りで縁起物なのでどうにかして手に入れたいという強い思いで臨みました。シイタケっていう食材の概念では考えられないようなジューシーさと滑らかさで本当に好きでずっと使わせてもらっています」
高値がついた一方で、能登半島地震で被災した「のとてまり」の
生産基盤の復旧は進んでおらず震災前と比べ、
生産者数はおよそ半分ほどに減っています。
生産者団体の代表は・・・
奥能登原木しいたけ活性化協議会 樋下義勝会長:
「能登半島地震と奥能登豪雨で生産者の多くの方は被災されたんですよ。生産者はのとてまりに思いを込めて一生懸命取りくんでいただいた、その成果がこれやと思うんです。(生産者の)やる気と元気に繋がりますので有難いです。」
「のとてまり」はあすから店頭に並び、3月末頃まで出荷が続くということです。