県などが整備を計画している山形新幹線の米沢トンネルについて、県とJR東日本は早期着工に向け、設計の一部を先行して実施することで合意した。
県とJR東日本は、山形新幹線の安定した運行や高速化を目指し、米沢駅と庭坂駅(福島)の間で、全長約23キロのトンネル整備を計画している。
事業費は約2300億円、工期19年と試算している。
7日、国や県・JR東日本などは、整備主体や費用負担を検討する2回目の会議を都内で開いた。
その中で県は、着工の前段階となる設計や環境への影響評価を速やかに実施する必要があるとして、地質調査と測量を先行し、着工までの準備期間の短縮につなげたいと提案。
これについてJR東日本と合意し、今後、両者で具体的な調査の進め方を調整していく。
8日に開かれた定例会見で吉村知事は、今回の会議の結果を「米沢トンネル整備に向けて前進した」と評価した。
(吉村知事)
「着工までのプロセスに関して、設計の一部である地質調査・測量の先行的な実施に向け調整していく方向となったのは、早期事業化の実現に向けて前進があったと受け止める」
県は、2025年度中に会議を2回開き、整備計画などの一定のとりまとめを目指すとしている。