愛媛県今治市の潤滑油卸売業者が、破産開始の決定を裁判所から受けたことが8日に分かりました。負債総額は約1億8200万円と見られています。
破産開始の決定を受けたのは、今治市国分の潤滑油卸売業「山本」です。
東京商工リサーチ今治支店によりますと「山本」は1974年5月に設立。愛媛県内の農協系のガソリンスタンドや建設機械の修理業者を得意先に。潤滑油販売の基盤を築き、1977年頃には廃油のリサイクルによる重油の販売も手がけたものの、競合の激化で手を引きました。
このあとも積極的な営業活動を展開。1997年3月期には売上げが約2億1500万円に上りました。
しかし景気の低迷やガソリンスタンドの統廃合などがあり、2003年3月期以降は売上げが2億円を割り込む状況に。さらに仕入れ価格の高騰に伴う価格転嫁が十分に進まず、2025年3月期は売上げ約1億7500万円に対し純利益が2万円。人件費などのコストの上昇も重なるなどして事業を停止し、破産開始の決定を松山地裁今治支部から去年12月24日に受けました。
負債総額は約1億8200万円と見られています。
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