アメリカのトランプ大統領は、ベネズエラがアメリカに対し、最大5000万バレルの石油を引き渡すことで合意したと明らかにした。
また、マドゥロ大統領の“ダンス”がトランプ政権の神経を逆なでし、軍事作戦に踏み切る一因になったとの報道も…。
「ベネズエラが石油をアメリカに引き渡す」
アメリカのトランプ大統領が南米のベネズエラを攻撃し、マドゥロ大統領の身柄を拘束してから4日。新たな動きがあった。

トランプ大統領は6日、自身のSNSに、制裁対象になっているベネズエラの石油について、こう投稿した。

「ベネズエラの暫定政府は、制裁対象となっている石油について3000万から5000万バレルをアメリカに引き渡すことになった」
さらに投稿では…。

「収益はアメリカ大統領である私が管理し、ベネズエラとアメリカ国民のために、活用されることを保証する」
マドゥロ大統領のダンスが軍事作戦の引き金に?
マドゥロ大統領の拘束前から、世界最大の埋蔵量を誇るベネズエラの石油に強い関心を示していたトランプ氏。

石油利権の獲得に向けた動きを本格化させる中、6日、連邦議会下院の共和党議員の集会で、トランプ氏はマドゥロ大統領をこう非難した。

トランプ大統領:
彼は私のダンスをまねしようとしたが、彼は暴力的な男で何百万人も殺してきた。
そのマドゥロ大統領を拘束した軍事作戦の引き金となったと注目されている動画がある。

小刻み体を揺らし、両手を上下に動かして踊るマドゥロ大統領。
軍事攻撃をちらつかせたトランプ政権に向けて、“反戦ダンス”を披露している。
トランプ大統領がイベントなどで行う恒例のダンスと見比べてみると…。

トランプ大統領の動きとそっくり。

さらに拘束されるわずか数日前も、「戦争反対!永遠の平和を」と反戦ソングを歌いながら、夫人とこのダンスを披露していた。

ニューヨークタイムズは関係者の話として、マドゥロ大統領が“反戦ダンス”を繰り返したことがトランプ政権の神経を逆なでし、軍事作戦に踏み切る一因になったとも報じている。
実際、この“反戦ダンス”がベネズエラ攻撃の引き金になったのか?
フジテレビの中本智代子解説副委員長は、こう分析する。

フジテレビ・中本智代子解説副委員長:
実際マドゥロ大統領は、この歌を2025年の秋ごろから歌ったり踊ったりしているんですけども、トランプ大統領はそれを知って自分が真似されて怒っているというよりは、マドゥロ大統領は投降する気はなということに気がついて、攻撃に踏み切った可能性があると思います。
(「イット!」 1月7日放送より)
