全国から大勢の鉄道ファンが訪れる北九州市の九州鉄道記念館で、展示されている蒸気機関車のすす払いが行われました。

九州鉄道記念館で行われたこのすす払いは、展示車両への1年の感謝の気持ちを込めて毎年、行われていて、27日は小学生など11人の子どもたちが参加しました。

子どもたちが磨くのは、1922年に製造、北九州地区で最後のSLとなるまで走り続け「59634」(ごくろうさんよ)の愛称で親しまれた機関車です。

子どもたちは、ヘルメットや軍手をつけ、車輪やナンバープレートを丁寧に磨いていました。

「思い出がやっぱりこの場所にはあるのでその機関車を磨いてきれいにしようかなと思って」「鉄道の運転手の方になろうかなという夢を持っています」

記念館の館長は「子どもたちがきれいにしてくれて機関車も喜んでいると思う。来年も元気に記念館にきてほしい」と話していました。

テレビ西日本
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