浜田知事は大阪・関西万博の「大屋根リング」の木材を活用して森林県・高知をアピールすると意気込みを述べました。

2025年開催された大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」の木材の一部が県に無償で譲渡されることが決まっています。県によりますと「大屋根リング」に使われた木材のうち4割ほどが県産木材でした。

譲渡された木材はJR高知駅や高知龍馬空港の新国際ターミナルにリングのレプリカとして展示される予定です。

浜田知事は26日の定例会見でこう述べました。

浜田知事:
「県民の皆さんによく目に触れるような公共施設などに木材を活用した模型やモニュメントを置いておくことで森林県・高知の強みを発信していくポイントにしていく」

さらに2026年10月に県内で開幕する国民文化祭「よさこい高知文化祭」にも期待を寄せていました。

浜田知事:
「地域外から観光なども含めて入ってきていただくことで、地域の盛り上がりや文化の継承につながっていく。一石二鳥、三鳥を狙っていく」

知事は特に中山間地域の伝統芸能の継承が狙いと話していました。

高知さんさんテレビ
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