名古屋の名鉄グランドホテルは、名鉄がすすめている名古屋駅前の再開発計画が「未定」となったことを受け、2026年3月以降も宿泊事業の営業を継続すると発表しました。
名鉄が進めている名古屋駅前の再開発をめぐっては、解体などを請け負う予定だったゼネコンのグループが辞退したほか、建設費の高騰などを受け、2026年度に予定されていた名鉄百貨店の解体などのスケジュールが全て未定となりました。
これを受け、名鉄グランドホテルは26日、当初閉店を予定していた2026年3月22日以降もホテルの宿泊事業を継続すると発表しました。
3月22日以降の宿泊予約は、1月5日から受け付けるということです。
一方、11階と12階の宴会場のほか、料理店などの継続については未定のままです。
再開発の遅れをめぐっては、閉鎖が決まっていた「名鉄バスセンター」も2026年4月以降の営業継続を発表しています。