26日の熊本県内は今シーズン一番の寒気が流れ込み、一日を通して厳しい寒さとなりました。
阿蘇市では雪が舞う中、迎春準備が進められたほか、熊本市では平年よりも10日遅く初雪が観測されました。
九州北部地方の上空に今シーズン一番の強い寒気が流れ込んだ影響で、県内では雪が降り、朝氷点下の寒さとなった阿蘇市では民家の屋根や道路に雪が積もりました。
そんな厳しい寒さの中、阿蘇神社では恒例となっている『すす払い』がありました。
神職たちが、先端に笹の葉をつけた6メートルほどの真竹を使って軒下のホコリを払い落とし、新しい年を迎える準備を行っていました。
阿蘇神社では、正月三が日の参拝客を12万人と見込んでいます。
一方、26日朝の最低気温が前日よりも3度ほど下がった熊本市では…。
(午前7時半過ぎ 2.2度)
【女の子】
「すっごい寒い。朝ここに来る時に雪がポツポツ降ってきていた」
26日未明、熊本地方気象台は熊本市で初雪を観測したと発表。
(発表は午前1時23分)
去年より7日、また平年より10日遅い初雪となりました。
また、最高気温を未明に観測した地点も多く、日中の方が冷え込んだ所も。
27日朝は、内陸部で気温が氷点下5度以下となる所があり、気象台は水道管や路面の凍結などに注意を呼びかけています。