静岡地方検察庁は、かつて同地検の沼津支部に所属していた男性検事が、在籍当時に前科情報を漏洩したとして罰金の略式命令を受けたことを明らかにしました。男性検事は12月26日付で懲戒免職処分となっています。
静岡地検によりますと、さいたま地検の男性検事は静岡地検沼津支部に所属していた当時、前科情報を漏洩したとして罰金の略式命令を受けました。
これを受け、男性検事は12月26日付で懲戒免職処分となっています。
また、男性検事を監督するべき立場にあった当時の静岡地検・山田英夫 検事正(現 仙台地検検事正)と小長光健史 次席検事がそれぞれ厳重注意を受けています。
静岡地検は「検事が厳格に管理されなくてはならない前科情報を漏洩して罰金の略式命令を受けたことは、検察に対する信頼を大きく損なわせるものであって、極めて遺憾であり、国民の皆様に対して深くお詫び申し上げます。今後、再発防止措置を徹底してまいりたい」とコメントしています。