東京・赤坂の個室サウナの火事で死亡した夫婦が、柄杓(ひしゃく)でドアをこじ開けようとしたとみられることが分かった。

赤坂の個室サウナ「SAUNA TIGER」で12月15日、美容室経営の松田政也さん(36)と妻の陽子さん(37)が死亡した火事で、警視庁は25日、関連会社の事務所などを家宅捜索した。

その後の捜査でサウナ室から壊れた柄杓が見つかったほか、ドアのへりなどに複数の傷があることが分かった。

松田さんらが柄杓でドアをこじ開けようとしたとみられる。

警視庁は防火マニュアルなどを押収し、安全管理に問題がなかったか捜査している。
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