北海道函館市の寺で、木刀のようなもので女性を殴ってケガをさせた疑いで、78歳の男が逮捕された事件で、男は現場から徒歩で離れた後、車で逃走していたことが新たに分かりました。
強盗傷害と建造物侵入の疑いで送検されたのは、函館市の無職・小川弘容疑者です。
小川容疑者は12月7日、金品を盗む目的で函館市内の寺に侵入し、この寺で働く70代の女性の頭を木刀のようなもので複数回殴り、ケガをさせた疑いがもたれています。
寺の住職によりますと、事件当時、女性が寺の玄関を掃除していたところ、小川容疑者が無言で襲ってきました。
小川容疑者が犯行に及んだ時間は3分ほどだったということです。
その後の警察の調べで、小川容疑者は、現場から徒歩で離れた後、車で逃走していたことが新たにわかりました。
警察は小川容疑者の認否を明らかにしていません。