今、大人気で社会現象にもなっている“ボンドロ”と呼ばれるシール。ぷっくりとした立体感が特徴で、発売から1300万枚を売り上げるほどの爆発的ヒットとなっている一方で、フリマサイトでの高額転売や、精巧な偽物の流通が問題化している。
“ボンドロ”が社会現象に
子供たちが今、夢中になっている「ボンボンドロップシール」通称“ボンドロ”は、まるであめ玉のようなぷっくりとした立体感とつやつやした透明感が特徴のシールだ。

ボンドロが販売されれば、あっという間に行列ができてしまうほどだ。
小学5年生:
ボンボンドロップシールっていうシールで、最近はいろんなお店に行っても品切れとかが多くて。
小学4年生:
ぷっくりしていて、それが可愛いなって思っています。シール帳に貼って、シール交換して遊んでいます。

22日、大阪市内のキャラクターショップに出来た行列には、子供へのプレゼントだろうか、多くの大人たちが並んでいた。

友達や家族でシール交換を楽しめるとして子供たちの間で大人気になり、2024年3月の発売以降、1300万枚売れるなど社会現象となっている。
高額転売や偽物流通が問題に
ヒットの一方で、人気に便乗した高額な転売も目立っている。

フリマサイトを見てみると、1点定価550円のシールが約5倍で転売されていた。さらに問題となっているのが、ニセモノの流通だ。
ある男性は、12月に15点以上のシールをフリマサイトで購入したところ、9点もの偽物が届いたとXに投稿した。爆発的なヒットとなっている「ボンボンドロップシール」は、人気の裏側でニセモノが多く出回っているという。

商品の裏側に書かれた文字をよく見てみると、電話番号の0がアルファベットの「Q」に、住所のタワーが「タフー」と表記されるなど、誤字が混ざっていた。

こうした事態に、正規品の販売元の「サンスター文具」は、本物と偽物を見分けるポイントをホームページに掲載し、注意を促している。

製造元・クーリアの担当者:
中国語・韓国語・外国語のものなどが偽物となる。弊社の方にも、消費者の方から通報があれば随時対応しております。(フリマなどで)販売される方に関しては、ご注意いただきたい。
(「イット!」12月24日放送より)
