玉名市は私立の九州看護福祉大学を公立化する方針と発表しました。これは玉名市の藏原 隆浩市長が２３日明らかにしたものです。
玉名市にある九州看護福祉大学は１９９８年に開学。現在１学部５学科と大学院や専攻科に合わせて１２２６人が在籍しています。
学生数が減少する中大学が玉名市に公立化を要望。市側は有識者による委員会を設置し検討してきました。
玉名市などによりますと公立化されれば現在、年間約１００万円の学費を５４万円程度に抑えることで受験者数の増加を見込めるということです。
大学の運営費について「国からの地方交付税を活用するため市の財政負担は生じない」としています。
玉名市と九看大は来年春に公立大学法人の設立手続きを開始し１０月の認可申請を経て再来年２０２７年４月の開学を目指します。
