青森県で震度6強を観測した地震で損傷したNTTビルの鉄塔について、倒壊の恐れがないことが確認され、周辺住民に出されていた避難指示が約2週間ぶりに解除されました。
12月8日に発生した青森県東方沖を震源とする地震で、震度6強を観測した八戸市では「NTT青森八戸ビル」の鉄塔が損傷していました。
市は倒壊の恐れがあるとして、11日からビルの半径50メートル以内の35世帯65人に避難指示を出していましたが、23日にNTT東日本から「検証の結果、同程度の地震でも倒壊しない」との報告を受けたとして午後8時半ごろ、避難指示を全て解除しました。
これに伴い、国道45号線の通行止めも午後10時に解除されました。
鉄塔の修復工事は、年内の完了を目指しているということです。