(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時20分現在

◆札幌の路面
 先週に降った湿り雪が寒さに磨かれ凍り付いています。
 とても滑りやすく、今シーズンの雪道転倒搬送者数は
 750人に達し、過去10年で最も多くなっています。
 今週は、解けたり、新雪になったり、凍ったり
 日ごとに複雑に変化しますので、足元の状況にも気を付けて下さい。

◆きょう22日(火)の気温
 けさは放射冷却で冷え込みました。
 遠軽町生田原は-21.1℃まで下がったほか、
 札幌は-6.8℃で、今季一番でした。
 日中の最高気温も、道東は前日より5℃前後低く、
 寒さが厳しくなりました。

◆きょう23日(水)の天気・気温
 朝からプラス気温で、日中は南風が吹き、寒さが緩むでしょう。
 最高気温は、札幌や函館で7℃と、11月並みです。
 全道的に、天気が崩れやすくなりますが、
 降るのは雪ではなく雨になるでしょう。
 クリスマス・イブは傘が必要となりそうです。

◆全道の10日間予報 23日(水)~1月2日(金) 
 25日(木)も、プラス気温の所が多く、
 日本海側やオホーツク海側は、湿り雪が降るでしょう。
 26日(金)~27日(土)は、
 冬型の気圧配置で、上空には強い寒気が流れ込みます。 
 日本海側を中心に大雪や吹雪のおそれがあります。
 交通機関に影響が出るかもしれませんので、
 仕事納めの挨拶周りや、帰省や旅行など
 移動の予定がある方は、気を付けて下さい。
 28日(日)の朝も冷え込みますので、
 家を長く空ける方は、水道管凍結対策に、
 水抜きや水落しをしておきましょう。
 来週は、全道的に気温が高く、湿り雪が降る日が多いでしょう。

北海道文化放送
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