木村知事は、22日の定例会見で「くまもと新時代への歩みを大きく進められた一年だった」と振り返りました。JR肥薩線の鉄道での復旧やスポーツ施設の整備について大きな決断を行ったとして、今後も課題解決については「現場主義で決定していきたい」と述べました。
【木村知事】
「今年一年を振り返ると、県民と対話を重ね、挑戦を重ねながら〈熊本新時代〉を築くための歩みを大きく進めることができた一年だった」
今年最後の定例会見となった木村知事は、このように1年を総括した上で、JR肥薩線の八代ー人吉間の鉄道での復旧に最終合意したことや、空港アクセス鉄道の運営形態について合意したこと、県有スポーツ施設の整備の方向性を示せたことを「知事として大きな決断だった」と振り返りました。
また、8月の記録的な大雨による被害について「国へ直接働きかけたことで、商工業や農業分野で熊本独自の支援策を実施できた」とアピールしました。
年内にも復旧・復興プランを策定する見込みで、「今後も全庁一丸となり、復旧・復興に全力を尽くしたい」と述べました。
【木村知事】
「まだまだ県政は課題が山積しているので、来年も今年以上の現場主義で決定して、
県民が安心して笑顔になる熊本を実現してさらなる飛躍の年にしたい」