熊本市教育委員会は、熊本市立白坪小学校で教職員がプールの排水弁の操作を誤り
大量の水を流出させたと発表しました。このミスによる追加の水道料金は約300万円と推定され、市が税金で補填することになります。
「申し訳ありません」
熊本市教育委員会によりますと、ことし6月2日、熊本市西区の白坪小学校のプールで、水泳の授業の準備を行っていた教職員3人が凍結防止用の排水弁を閉じておくべきところを誤って開けてしまい、7月17日までの46日間にわたり水を流出させたということです。
上下水道局から使用料の増加について連絡があり発覚。
6月から7月にかけての学校全体の水道使用量は約1万1000立方メートルで、
去年に比べ料金は約300万円高かったということです。
市教委は、操作について示したラベルが経年劣化ではがれていたことが原因とみています。
市教委は、教職員3人は故意でないことなどから賠償請求はせず、市の税金で補填するものの不適切な処理に当たる可能性があり、懲戒処分を検討するということです。