福岡県北九州市の人気すし店「照寿司」の代表が、食文化の普及に貢献した料理人に贈られる国の「料理マスターズ」シルバー賞を受賞しました。
22日、北九州市役所を訪れたのは、戸畑区に店を構える「照寿司」の代表、渡邉貴義さん(48)です。
渡邉さんといえば、地元の食材にこだわった繊細な職人技の一方で、ド派手なパフォーマンスも披露するすし職人で、日本のみならず世界各国の食通たちをうならせてきました。
市の観光大使も務めるなど一連の活動が評価され、農水省が食文化の普及に貢献した料理人に贈る「料理マスターズ」のシルバー賞に輝き、武内市長に受賞を報告しました。
シルバー賞は、ブロンズ賞の受賞から5年以上がたった人から選ばれ、県内では初めてとなります。
◆照寿司 渡邉貴義 代表
「僕を有名にしてくれたのは北九州のすばらしい食材と思っている。北九州の生産者と僕の仲間がとった(賞だ)と思っています」
武内市長は、「北九州市から世界と戦えることを示してくれた」と今後の活躍にも期待を寄せていました。