SNSで紹介された女性を名乗る相手に好意を抱き、会う約束をしようとした愛媛県砥部町の70代の男性が、ウソの「マッチングアプリの認証」を巡り現金など約320万円をだまし取られました。警察は被害届を22日に受け、特殊詐欺事件として捜査しています。

被害に合ったのは砥部町に住む70代の男性です。

警察によりますと男性は今年11月18日、SNSで知り合った日本人の女性を名乗る相手から別の女性を装う相手を紹介され、やりとりを重ねるうちに好意を抱いて、会う約束をしようとしました。

この際に「マッチングサイトのカードの購入が必要」とでっち上げられ、11月28日に1万円分の電子マネーを購入し、相手に番号を伝えて送信。さらにサイト内の認証作業で協賛金が必要とウソを伝えられ、サイトの手続きをしたあと、作業の担当を名乗る相手の指示で、12月4日に指定された口座へ現金71万円を振り込みました。

このあと「操作の間違いでエラーが発生した」などと修復費を要求され、12月7日に約248万円を振り込み、あわせて現金など約320万円をだまし取られました。

警察は特殊詐欺事件として捜査。電話で相手が直接話したり、会おうとしない場合は、家族や友人、警察に相談するよう呼びかけています。

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テレビ愛媛
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