函館市東部の海に面した露天風呂で、湯船に大漁のイワシの死骸が沈んでいるのが見つかり、当面の間、入浴禁止となっています。

 「あれ、イワシなんですよ。取り切れない。臭いすごいですよ」(函館市民)

 入浴禁止となっているのは函館市恵山岬町の「水無海浜温泉」です。

 函館市などによりますと、12月15日、付近の海岸に大漁のイワシの死骸が打ち上げられているのが見つかりました。

 死骸は温泉の浴槽にも流れ込み、担当者が清掃しましたが、潮が満ちた際などに、死骸や脂が流れ込むため、17日から入浴を禁止したということです。

 入浴禁止は当面の間続く見込みです。

 北海道南部の漁港では、イワシが大量に押し寄せ、養殖のトラウトサーモンやホッケが全滅する被害が相次いでいて、影響はしばらく続きそうです。

北海道文化放送
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