12月20日にオープンを迎える岩手県雫石町の雫石スキー場では、19日にロープウェーが緊急停止した場合を想定した利用客の救助訓練が行われました。
雫石スキー場ではオープン前の毎年この時期に救助訓練を行っていて、19日はリフトの運行に関わるスタッフなど約30人が参加しました。
訓練は約8mの高さでロープウェーが緊急停止し、利用客が取り残されたとの想定で行われました。
ロープウェーのスタッフは椅子の下に収納されている救助用のカゴを取り出し、地上にいるスタッフと連携を取りながら救助の準備を進めます。
スタッフらは利用客を救助用のカゴで地上へとゆっくり下ろした後、安全な場所に誘導するまでの手順を確認していました。
雫石スキー場 長澤浩司総支配人
「利用客の安全安心を第一に、救助する側もみんな安全に救助するということが重要。スキーを楽しみにしている方々に20日から来てもらいたい」
雫石スキー場では20あるコースのうち、20日から13コースをオープンすることにしていて、他のコースも積雪量に応じて順次オープンする予定です。
今シーズンは昨シーズンより1900人多い6万400人の来場を見込んでいます。