岩手県は物価高やクマ被害に対応するため、過去最大規模となる総額約477億円の補正予算案を12月24日の臨時議会に提出することになりました。
酒米の高騰に対する補助も盛り込まれています。

県は過去最大規模となる総額476億8600万円の補正予算案を17日に発表しました。

柱の一つの物価高対策には幅広い分野の事業者の支援など89億6900万円が計上されています。

このうち酒米の高騰に苦しむ県内の酒造業者に対しては、その値上がり分の半分を補助する経費として1億6200万円が盛り込まれています。

またサケなどの不漁に伴う仕入れ価格の高騰に苦しむ水産加工業者に対しては、その値上がり分の半分を補助する費用に1億2800万円が計上されています。

そしてクマの被害の対策には2億2900万円が計上されています。

具体的にはガバメントハンターを採用する経費などに4000万円、クマの出没情報を確認できるアプリの製作費用などに4600万円となっています。

この補正予算案は24日に開かれる県議会臨時会に提出されます。

岩手めんこいテレビ
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