１２月１９日午後、瀬戸内市牛窓町前島沖の瀬戸内海で、２人乗りのプレジャーボートが浸水し、航行不能となりました。玉野海上保安部によりますと、近くの島の人が船で現場に駆け付け、２人は救助され、ケガはないということです。
浸水したのは神戸市の３４歳の会社員が船長をつとめるプレジャーボートＷＴＲメリー号９．７トンです。船長は大阪府吹田市の２３歳の女性会社員と２人で午後２時ごろに兵庫県の姫路港を出港、午後５時前に船体に接触したような振動を感じ、船長がエンジンルームを確認したところ浸水していたということです。
船長は近くの黄島にある団体の施設に救助を要請、その後１１８番通報しました。団体職員が船で現場に向かい２人を救助したということです。２人ともケガはなく、いまのところプレジャーボートからの油の流出もないということです。
玉野海上保安部が浸水の経緯や原因を調べています。当時の天候は晴れ、北の風約３メートルで、見通しも良好、海上は平穏だったということです。
