今年5月、愛媛県八幡浜市の国道で横断歩道を渡っていた歩行者をはね、死亡させたとして、八幡浜市は市立八幡浜総合病院に勤務する公務員の男性を停職の懲戒処分にしたと発表しました。

19日付で停職6カ月の懲戒処分となったのは、市立八幡浜総合病院の調理員で、会計年度任用職員の男性(62)です。

男性は今年5月18日の夜、仕事を終えて軽乗用車で帰宅中に市内産業通の国道378号線で横断歩道を歩いて渡っていた女性(54)をはねて死亡させました。

この事故で男性は今年8月に運転免許取り消しとなったほか、今月9日には松山地方裁判所大洲支部から過失運転致死罪で「禁固2年6カ月 執行猶予4年」の判決を受けています。

市は判決の内容や男性に控訴の意向がないことから、きょう付で男性を停職6カ月の懲戒処分としました。

市によりますと、処分を受け男性は12月末付で依願退職するということです。

テレビ愛媛
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