日本銀行高知支店は県内の景気について「緩やかに持ち直している」とし、13カ月連続で判断を据え置きました。
11月中旬以降の県内の景気について日銀高知支店は、個人消費が堅調に推移し、観光需要も回復していることなどから「緩やかに持ち直している」と判断。個人消費は大型小売店やコンビニエンスストアの売り上げが伸びていて「堅調に推移している」としています。
さらに2025年10月の県内の主要観光施設への入込客数は、朝ドラ効果などで2024年に比べ13.9%増加、旅館・ホテルの宿泊客数は7%増えました。先行きについては、生産コストの上昇に伴う価格転嫁の動きや、人手不足の影響と賃金の動向などを注視していく必要があるとしています。