2024年、大分県臼杵市の商店街で起きた火災について、防火水槽を設けた公園を新設することなどを盛り込んだ復興方針が18日夜、市長に提出されました。
2024年11月に臼杵市中心部の中央通り商店街通称「八町大路」の一角で起きた火災では店舗や住宅あわせて15棟が焼けました。
発生からまもなく1年1か月を迎えようとする中、18日夜、被災者などで作る「八町大路火災復興連携会議」が復興方針案をメンバーなどに説明しました。
方針案には、商店街の一角に防火水槽を設けた公園を整備することや、城下町の景観を維持することなどが盛り込まれています。
説明会の後、藤原紳一郎会長が西岡隆市長に復興方針を手渡しました。
◆八町大路火災復興連携会議の藤原紳一郎会長
「来年からは目に見えて動き出すと思うので1日も早く元の姿に戻るようになればいいなと願っている」
この復興方針をもとにして2026年9月までに市民などで作るワーキンググループが具体案を作成する予定です。