2025年も残すところ10日あまりとなりました。8月に静岡で41.4℃を記録するなど夏の猛暑が記憶に新しいところですが、20日以降も季節外れの暖かさが予想されています。
弦間彩華アナウンサー:
今日は青空が広がっています。コートは前をしめていないんですが、この時期に咲くという十月桜の花も相まって、日差しの下ではポカポカと感じられます
静岡市清水区の公園に咲く十月桜は穏やかな日差しに照らされ美しい姿を見せていました。
19日の県内は広い範囲で晴れ、11月並みの気温のところもありました。
市民:
気温も16℃位?だいぶ暖かい
市民:
今日は暖かい。だから良かった、日が出ているし
この暖かさで困った事態も…。
静岡市葵区のスキー場・リバウェル井川は12月20日に予定していたゲレンデのオープンを1月17日に延期すると発表しました。
2025年の気象に農家は年末まで頭を悩ませます。
駿河区の農家が心配していたのは「石垣いちご」の生育状況。
夏の暑さの影響もあって、10月に植え付けた紅ほっぺは例年より2週間程度収穫が遅れています。
中村農園・中村正和さん:
イチゴはケーキの上に絶対のるもので問い合わせは多いが、出したくても出せない。農家としてはお金にならない、ケーキ店も(イチゴが)ないから商品にならず困るという状態。暖かい分、早く赤みは回ると思う。これからどんどん収穫できると期待している
日に日に近づく新しい年の到来。
熱海市の来宮神社では巫女が大忙しです。
取りかかっているのは家内安全や商売繁盛を願う”まゆ玉”づくり。
上新粉でつくった6色の玉や大黒様、小判といった縁起物を巫女たちが1mほどの萩の枝に飾り付けていました。
巫女・小嶋彩矢さん:
まゆ玉の1つ1つに皆さんの健康と新年が穏やかで実り多いものになるよう願いを込めています
来宮神社は正月三が日に約10万人の参拝客を見込んでいて、まゆ玉は縁起物として授与されます。
その熱海市の遊歩道沿いにある早咲きの熱海桜は、12月16日に開花が発表されました。
19日は数輪の花とふくらんだつぼみがいくつも見られ、次々に開花が進みそうです。
気象庁は18日、北海道から九州北部の広い範囲に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。
東海地方では24日頃から10年に1度レベルの高温が予想されるとしています。