大野市の九頭竜スキー場ではオープンを前に安全祈願祭が開かれ、シーズン中の無事故と多くの来場者でにぎわうことを願いました。
ゲレンデが真っ白に染まったスキー場。一面に広がるのは雪ではなく霜です。
大野市和泉地区にある九頭竜スキー場は、19日朝は厳しい冷え込みとなりましたが、まだ積雪はありません。
19日は関係者ら20人ほどが神事を行い、シーズン中の安全と豊富な雪に恵まれることを願いました。
2年前に、中部縦貫自動車道が九頭竜スキー場に近い九頭竜インターチェンジまで開通した効果もあり、昨シーズンの来場者はここ15年で最高の約1万6500人を記録しました。
森山観光の三輪峻史取締役は「(中部縦貫道の)開通から特に福井市内からのお客さまが増えている。今シーズンも雪に恵まれた良いシーズンになれば」と話していました。
年末にかけて、この時期にしては気温の高い日が続くため、九頭竜スキー場ではオープンは年明けになるのではないかとみています。