大麻を所持した罪に問われている俳優の清水尋也被告(26)に、東京地裁は拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

東京地裁前から、フジテレビ社会部・大熊悠斗記者が中継でお伝えします。

清水被告は裁判官が判決理由を読み上げている間、その言葉に時折うなずきながら聞いていました。

清水尋也被告は2025年9月、都内の自宅で乾燥大麻約0.4グラムを所持していた罪に問われています。

これまでの裁判で清水被告は、大麻を使用した理由について「主にストレスの緩和やリラックス目的だった」などと説明していました。

東京地裁は19日の判決で「大麻に対する親和性が認められ、依存性も生じつつあった。刑事責任は決して軽くない」と非難しました。

一方で、「事実を認め、二度と大麻に手を出さないと誓っている」などとして、拘禁刑1年、執行猶予3年を言い渡しました。

裁判官が最後に「前回の法廷で述べたこと、考えたことを忘れずにしっかり頑張ってください」と語りかけると、清水被告は静かに頭を下げて法廷を後にしました。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

社会部
社会部

今、起きている事件、事故から社会問題まで、幅広い分野に渡って、正確かつ分かりやすく、時に深く掘り下げ、読者に伝えることをモットーとしております。
事件、事故、裁判から、医療、年金、運輸・交通・国土、教育、科学、宇宙、災害・防災など、幅広い分野をフォロー。天皇陛下など皇室の動向、都政から首都圏自治体の行政も担当。社会問題、調査報道については、分野の垣根を越えて取材に取り組んでいます。