後発地震注意情報の発表期間が12月16日に終了したことを受けて、岩手県の達増知事は18日の会見で「地震と津波への備えは常にしてほしい」と呼びかけました。
また、2025年の漢字には「最」=「最も」という字を選び、この一年を振り返りました。

達増知事は18日の定例会見で、12月8日の地震で北海道・三陸沖後発地震注意情報が出された期間について次のように振り返りました。

達増知事
「強い地震の2日後に東日本大震災津波を経験している岩手県。準備や覚悟というか、県民の皆さんがしっかり対応された1週間だった」

一方で、県民には「これからも備えを続けてほしい」と呼びかけました。

達増知事
「マグニチュード7、8、9の地震の可能性は常にあるので、地震と津波への備えは常にしてほしい」

また、2025年の世相を表す漢字一字について問われると…
達増知事
「『最』という字を挙げたいと思います」

延焼範囲が平成以降国内『最』大となった大船渡市の山林火災や、コメの一等米比率が全国で『最』も高かったこと、過去『最』多となったクマの出没件数などを挙げ「多事多難の極端な一年だった」と振り返りました。

岩手めんこいテレビ
岩手めんこいテレビ

岩手の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。