高知市で10年前のよさこい祭りを写真で振り返る企画展が始まりました。当時の踊り子はもちろん実際に見ていた人もそうでない人も、高知の夏を写真から感じてみませんか。
三木優花アナウンサー:
「ずらりと並ぶよさこいの写真。実は10年前の写真なんです」
高知市のよさこい情報交流館で18日始まった「よさこい十年一昔~2015年を振り返る~」10年前の様子を見て楽しんでもらおうと2024年に続いての開催です。
毎年恒例になっている「よさこい写真コンクール」の2015年に受賞した作品、約40点が展示されています。10年前の特選作品には今にも掛け声が聞こえてきそうなぐらい躍動感あふれる一枚が選ばれました。
2015年の踊り子も2025年と同様雨に打たれましたが、エネルギッシュな表情から雨にも負けず魂を込めて踊っていたことが分かります。
課外授業で訪れた高校生たち:
Q10年前は何歳
「僕は6歳」
「自分は7歳」
Q当時はよさこい見てた
「テレビで見てました」
「あんまり記憶にないんで懐かしさというか新鮮な感じですかね」
さらに受賞作品の中からよさこい情報交流館のスタッフが選んだ作品も。入選「未来を見つめて」は、帯屋町筋スタッフみんなが感じた「今のあなたに会いたい」その思いから選ばれました。
そして、懐かしさだけではなく切なさまでも感じさせるものも。今は姿を消した「菜園場“菜の笑”さ組」や「一やGROUP」の当時の衣装や写真も展示されているんです。
高知よさこい情報交流館・三谷耕治さん:
「衣装も違いますしその時の楽曲とか踊り方も違うと思うんですけど、今と比べてみて昔こんなんだったなという点を楽しんでいただきたい」
企画展は2026年2月3日まで開催されています。