信濃毎日新聞の男性記者が自身が物損事故を起こしたにもかかわらず、翌日に「代行業者が事故を起こして立ち去った」と警察にうその申告をしたなどとして、在宅起訴されました。信濃毎日新聞によりますと、男性記者は事故の前、酒を飲んでいたということです。
道交法違反と軽犯罪法違反の罪で在宅起訴されたのは、信濃毎日新聞社軽井沢支局長の46歳の男性記者です。
起訴状によりますと、男性記者は今年3月、軽井沢町内で乗用車を運転中、ガードパイプに衝突する事故を起こしましたが、直ちに警察に報告しなかったということです。
さらに、翌日、軽井沢署に電話し、「運転を依頼した代行業者が事故を起こし、立ち去った」などとうその申告をしたとされています。
信濃毎日新聞によりますと、男性記者は事故を起こす前、職場の歓送迎会で酒を飲んでいたということです。
信濃毎日新聞は「深くおわび申し上げます」とコメント。出勤停止6カ月の処分としました。
なお、男性記者は18日、退職願いを出し受理したということです。