福島県南会津町の会津高原南郷スキー場は、上質なパウダースノーが首都圏からも人気で、今シーズンのオープンは12月20日を予定している。
18日は、機械トラブルなどによりリフトが停止する非常事態を想定した救助訓練を実施。約5メートルの高さから乗客を安全に降ろす動きを確認するなど準備を進めている。
しかし、2日後のオープンに向けては…標高が一番低いコースでは、土があらわになっている箇所が多く目立っていた。
2025年の降雪量は、例年の同じ時期と比べて4割程度。さらに20日からは季節外れの暖かさになるとみられていて、雪不足が心配されている。
支配人の山内紀之さんは「気温と晴れの予報が続くことが心配。せっかくできたベースの雪が溶けてしまう、そのあとドンドン溶けてしまう」と不安をのぞかせる。
オープン日は、雪の積もったゲレンデ上部に限定する予定で、待ちに待った“シーズンイン”となる。
支配人の山内さんは「一部滑走でオープンしますが、たくさんのお客さんに来場していただいて楽しんで滑っていただきたい」と話した。
