12月18日の山陰地方は天気が回復し、穏やかに晴れました。
山頂が冠雪した大山も青空をバックに白さが映えていました。
19日も晴れて、季節外れの暖かさになる見込みです。
まずは、冬の日本海で特に問題となる海洋ごみに関する映像からご覧ください。

砂浜の波打ち際にいるのは、ウミガメです。
ただ心なしか元気がありません。
実はその少し前、この砂浜で腕が漁網に絡まり動けなくなっていました。

11月末、松江市鹿島町の海岸でボランティアで清掃活動をしていた市民が見つけ、助け出しました。
甲羅の大きさは30センチほどで子ガメとみられ、網を取り外して砂浜に放しました。

ボランティア団体によると、海岸には11月から3月ごろをピークにごみが大量に漂着していて、心を痛めているということです。
海洋ごみの7割から8割は街から流れているとされ、こうしたごみを減らすことが今回のように「傷つかずに済む命があるかもしれない」と話しています。

では天気予報です。
20日にかけては、「ごみの漂着」をもたらす季節風は吹かない見込みです。
高気圧に覆われて晴れて、11月並みの暖かさになるでしょう。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

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