東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働を巡り県が行った公聴会について、市民団体がそこで出た意見が軽視されているとして、改めて内容を分析した上で再稼働の是非の判断を再検討するよう県に求めました。
柏崎刈羽原発の再稼働を巡り花角知事が県民の意見を集約する方法の1つに挙げ、今年6月から5回にわたり実施された公聴会。
そこで発言した公述人から成る市民団体のメンバーが、17日、公聴会の評価・分析を行うよう県に意見書を提出しました。
意見書では「花角知事が公聴会を軽視し再稼働容認の判断は県民の意見を十分に反映させたものと言えない」と指摘しています。
【公聴会公述人有志の会 長崎清一さん】
「公聴会の公述人の意見は県民の声として本当に真剣に捉えていただいたのか。どうも違うのではないかと思う」
市民団体は公聴会で出た県民の意見を改めて分析した上で、再稼働の是非を判断し直すよう求めています。