さんさんテレビを訪れたのはB3リーグ・堀井幹也理事長らリーグの関係者です。

さんさんテレビ社長:
「高知になんで(Bリーグチーム)がないんだ。どうやったらできるのか」

2016年に開幕したBリーグは現在B1からB3のカテゴリーまで、全国各地の55チームが加盟しています。実はバスケットボールの競技人口は世界1位。国内ではサッカーの83万人に次ぐ57万人で、中高生の競技人口はサッカーと同じ水準です。

Bリーグは47都道府県全てでチーム設立を目指していますが、高知を含め6県がまだ参入していません。人口は約65万人、やっと2025年Jリーグチームができたばかりの高知でバスケのチームができる可能性はあるのでしょうか。

Bリーグ・勝井竜太 執行役員:
「もちろん十分あると思いますし今、四国でも他の3県においてはプロバスケチームがあって、すごく精力的に活動されているようなことも含めると、ポテンシャルはあると思っていますし、そこにできる土壌もあるんじゃないか」

実業団などBリーグ入りを目指しているチームがない高知では、オーナーの存在が不可欠といいます。オーナーが投資して選手を集め1からチームをつくっていくんです。チームができるとこんなメリットがあるといいます。

Bリーグ・勝井竜太 執行役員:
「Bリーグのクラブはユースももっています。U15であったりU18であったり。今、なかなか学校教育のなかでスポーツをやる環境がどんどん難しくなってきてるような、そんな情勢もある中でいうとバスケのより質の高い教育を受けていくような機会もトップチームがあることによってできてくると思うので、そこは間違いなくポジティブに働くだろう」

高知市の県民体育館は5000人を収容できるアリーナとして、同じ場所での建て替えが予定されています。

Bリーグ・勝井竜太 執行役員:
「町の中心に体育館があるってこと自体はもちろんポジティブですし、地域のにぎわいとかそういったコミュニティはよりつくりやすくなるかなと思う」

Bリーグのファン層は女性が半数以上を占めていて年齢別で見ると、20代から40代の女性の割合が多いんです。確かにバスケの選手はイケメン多いですし、屋内スポーツですから夏に観戦しても日焼けしないのは女性にとってもうれしいでしょうね。

Bリーグがテーマに掲げているのが試合観戦などを通じてにぎわいを創出し、地域コミュニティーとともに夢を実現していく「感動立国」です。

Bリーグ・勝井竜太 執行役員:
「バスケットボールに興味関心を持っていただきつつ、その中でチームができる動きをある意味、空気をもってサポートしていただけるとすごくうれしいなと思ってますし、後押しをしていただけるととてもうれしい」

高知さんさんテレビ
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