東京・赤坂の個室サウナで利用客の夫婦が死亡した火事。

美容師として自らの仕事について熱く語るのは、都内で美容室を経営する松田政也さん(36)。

15日、完全個室のプライベートサウナで起きた火災で妻の陽子さんとともに亡くなりました。

火災発生後、消防隊が中に入るとサウナ室から煙が上がり、出入り口付近で折り重なるように倒れていたという松田さん夫婦。

サウナ室内には燃えたタオルが残されていたことから、何らかの理由でサウナストーンにタオルが触れたことが原因とみられています。

政也さんを知る人は…。

松田さんの知人:
かなり勉強熱心というのと、素直だし、色んな人と交流して色々取り入れてよくしていこうと動いていた。美容師としてもお客さんに支持されていたし、同業の美容師からも頼りにされている。サウナ結構好きなんで、色んなところに行ってたと思います。会員制のところもちょこちょこ行っていたかなと。思考の整理をしたり、同業の経営者と行くときにコミュニケーションをとったりとか、お話が長くゆっくりできるので。そういうので行ってたと思う。

美容師としての熱い人望に加え、「サウナ結構好きなんで、色んなところに行ってたと思います。会員制のところもちょこちょこ行っていたかなと。思考の整理をしたり、同業の経営者と行くときにコミュニケーションをとったりとか、お話が長くゆっくりできるので。そういうので行ってたと思う」と、松田さんの知人は話します。

サウナ好きだったという松田さん。
2人が巻き込まれた火災当時の状況が少しずつ明らかになってきました。

サウナ室に出入りする扉のL字形の木製のドアノブが内側も外側も外れ、床に落ちていたことが判明したのです。

松田さん夫婦はドアを開けられず、サウナ室に閉じ込められた可能性が浮上しています。

また、店内の別の部屋のドアノブも不安定な状態だったことも新たに分かりました。

さらに、捜査関係者への取材で新たな事実も判明しました。
サウナ室内の非常ボタンが押された際、フロントに知らせる受信盤の電源が切れていたとみられることが分かりました。

非常ボタンのプラスチック製カバーが壊れていたことから、閉じ込められた松田さん夫婦が助けを求めようとボタンを押したものの反応しなかった可能性があるということです。

一般的なサウナでの非常ボタンはどのようなシステムなのでしょうか。
別のサウナ店に設置されている非常ボタンが押されると…、大きな警報音が鳴りフロントに常時いるスタッフがすぐに駆け付ける態勢になっているといいます。