自衛隊は16日夜、静岡県裾野市上空で訓練をしていた陸上自衛隊のヘリコプターにレーザーが照射されたと発表しました。
機体に損傷などはありませんでした。
陸上自衛隊によりますと、16日午後8時頃、裾野市の上空を飛んでいたCHー47輸送ヘリ1機が地上からレーザーを約10分間にわたり照射されました。
千葉県にある木更津駐屯地の部隊に所属するヘリで、東富士演習場を離着陸する夜間飛行訓練のために飛行していたということです。
レーザーは伊豆縦貫道の三島加茂インターチェンジ付近から発射されていて当時ヘリには5人の搭乗員が乗っていましたが、隊員にけがはなく、機体にも被害はありませんでした。
陸上自衛隊第1ヘリコプター団は「乗員や国民の生命を脅かす非常に危険な行為であり、深刻に受け止めている」とコメントしています。