県が整備を予定している新たな総合体育館について、設計事業者を選考する1次審査会が16日行われ、応募があった9事業者から5事業者に絞り込まれました。

審査結果をもとに県が1次通過者を選定した上で、18日に事業者名などが発表されます。

審査会は、県の新たな総合体育館の設計事業者の公募を巡り、建築やスポーツ、コンベンションの専門家らが1次審査の通過者を決めるために開かれたものです。

県は鹿児島市のドルフィンポート跡地に整備を予定している新たな総合体育館について、設計事業者を上限約8億6000万円で公募。

県外の2社と、県内企業も参加する4団体、さらに県外の事業者のみで構成された3団体のあわせて9事業者が応募していました。

会議は冒頭以外非公開でしたが、約3時間に及ぶ審査で設計事業者が5事業者まで絞り込まれたということです。

古谷誠章委員長
「重視しているものがそれぞれに違いがあって、今回の5者それぞれがユニークな提案をしてくれて手応えがある。どれが選ばれてもいいものができると感じた」

16日の審査結果をもとに県が通過者を選定。

18日、一次選考を通過した事業者名などが公表されます。

2次審査は2026年2月に公開プレゼンテーションが実施され、2月中には最優秀提案者が決まる予定です。

鹿児島テレビ
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