広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援する夢キラリ。今年8月に行われた中国ユース音楽コンクールのピアノ部門高校生の部で、見事最優秀賞に輝いた広島修道大学ひろしま協創高校の常田萌音さん(高3)にインタビューしました。
―大会を振り返ってどうでしたか?―
演奏したのはプロコフィエフ作曲戦争ソナタ6番第4楽章です。これは戦争前夜の曲で、人々の戦争に対する怖さを演奏で表現したいと思いました。今回がコンクールへの最後の挑戦になるので、最優秀賞を受賞できて嬉しかったし、努力が報われたという感じです。
ー音楽の幅をさらに広げるため掲げる現在の課題は何ですか?―
音のバリエーションが少ないと思っているので、いろんな感情などを知っていって、曲に物語をつくって想っていることを音にしたいと思います。いろんな曲のレパートリーを増やして、レベルアップさせたいです。
―常に心にとどめている夢きらめく言葉はありますか?―
「人の心に残る演奏を目指そう!」で、西佳子先生に言われた言葉です。何事にも妥協せず、根気強くて熱い先生です。
私はいつも完璧な演奏を目指してしまうので、ミスがあるとすぐに落ち込んでしまうけど、西先生からこの言葉をいただいて、人の心に響く演奏をしようと心がけた結果、楽しんで演奏することができるようになりました。コンクールで賞を獲ることも大切ですが、私にしかできない音楽を西先生に見せることで喜んでくれるのかなと思います。
―将来の夢について教えてください―
いろんなコンクールに出場して、私の演奏を聴きたいと思う方がいればいいなと思います。
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