大阪府八尾市や大阪市で住宅火災が相次ぎ、あわせて2人が意識不明の重体、住人1人と連絡がとれていません。
15日午後９時半ごろ、八尾市沼の住宅で、「自宅が燃えています。息子は家の中にいます」と住人の女性（７７）から警察に通報がありました。
消防や警察が駆けつけ、火はおよそ２時間半後に消し止められましたが、木造２階建ての住宅がほぼ全焼しました。
警察によると、この住宅では女性と息子（５２）の２人で暮らしていて、息子は救出されて病院に運ばれましたが、意識不明の重体だということです。
16日朝早く、大阪府八尾市本町の住宅でも火事があり、住人の７７歳の男性と連絡がとれなくなっています。
16日未明、大阪市住吉区の市営住宅で火事があり、女性が救出されましたが意識不明の重体です。
午前１時ごろ、大阪市住吉区の市営我孫子東第７住宅６号館で、「爆発音が聞こえる」と近所の人から警察に通報がありました。
消防や警察が駆けつけたところ、１０階建ての市営住宅の４階の一室から火が出ていて、およそ４時間後に消し止められました。
警察によると、この部屋の玄関付近で女性が倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが、意識不明の重体だということです。
