不同意わいせつの罪に問われている岡山県警の警視の男が無罪を主張しました。
不同意わいせつの罪に問われているのは、岡山県警の警視・和田弘男被告(58)です。
起訴状によりますと、和田被告は2024年5月、岡山市内の自宅で、酒を飲んで泥酔していた知人女性の下半身を触るなどのわいせつな行為をしたとされています。
検察によりますと、被害女性は報道関係者ということです。
岡山地裁で開かれた15日の初公判で、和田被告は「わいせつ行為は一切していない」と起訴内容を否認し、無罪を主張しました。
検察側は冒頭陳述で、取材のため被告の自宅を訪れた女性に日本酒を繰り返し勧め、「女性が泥酔状態になり、意識を失ったことを確認し、わいせつな行為に及んだ」と指摘しました。
裁判は2026年3月に結審し、その後、判決が言い渡される予定です。