東京・赤坂のサウナで火事があり、客とみられる30代の男女2人が死亡しました。
現場から、フジテレビ社会部・大内由之記者が中継でお伝えします。
現場には規制線が依然として敷かれていて、近くに立ち寄ることができない状況が続いています。
現場となったビルは、記者がいる場所の奥側、路地を左に進んだところの5階建ての建物です。
ビルの入り口部分にはサウナ店の看板なども大きく表示されていて、先ほどまでは鑑識作業にあたる捜査員の様子も確認することができました。
15日正午過ぎ、港区赤坂で「建物の3階でベルが鳴っている」と119番通報がありました。
5階建てビルの3階にあるサウナから出火したとみられていて、部屋の壁を焼いて火は1時間ほどで消し止められました。
この火事で、客とみられる30代の男女2人がサウナ室内の入り口付近で裸の状態で倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが、先ほど死亡が確認されました。
すぐ隣には休憩スペースがあったということですが、仕切りの扉は閉まったままだったということです。
火事があったのは「SAUNATIGER」というサウナ施設で、店のホームページによりますと、完全個室のプライベートサウナだったということです。
東京メトロ・赤坂駅から300メートルほど離れた場所で、近隣の人からは物が燃えるようなにおいがあったという声が聞かれました。
警視庁などは火元を調べています。