八代市議会議員２人を対象に今年１０月に設置された八代市の政治倫理審査会が報告書をまとめ成松 由紀夫市議については条例に違反する行為があったと判断しました。
市民からの請求を受け今年１０月に設置された八代市の政治倫理審査会。１２日小野 泰輔 市長から高山 正夫議長に審査結果報告書が手渡されました。
報告書によりますと成松市議が中学校運動部の活動費と称して八代市役所内で市幹部職員に遅くとも２０１８年頃から物品販売をさせていた行為は地位や肩書を利用したもので市政治倫理条例に違反するとしています。
成松市議は物品販売は任意のもので条例違反を否定してきました。
報告書を受けとった高山議長は「政倫審の決定は検証する必要があると考えている。
議員の考えも注視しながら指導できるところは指導していきたい」と話しました。
また、報告書では市民をビール瓶で殴りけがを負わせた金子 昌平 市議の行為は
条例違反に当たらないと結論付けました。
